証券取引及び証券関連業務

当事務所は、国内外双方の証券取引関連法の問題について、日本の主要証券会社や主要な国際的証券会社の業務へのアドバイスを行っています。証券化、デリバティブ、ストラクチャード・ファイナンス取引における広範な経験を用いて、日常的なあるいは先進かつ複雑な問題に対して革新的な解決策を提供しています。最近では、日本初の新型リパッケージ債の組成及び発行について、アドバイスを行いました。

当事務所の取扱業務は、伝統的な各種通貨による債券の発行引受やCPの発行から、オプション取引や先物取引に基づく複雑な社債や証券の発行が必要となる取引等まで広範囲にわたっています。さらに、リース債権、キャッシング債権、不動産の証券化、タックス・ヘブンを利用した国外のインベストメント・ファンド等の組成や法的仕組みの開発、日本の金融商品取引法・外為法下における証券の購入および移転、証券化・デリバティブ・その他の規制対象となる法的技術を利用した複雑なファイナンスの開拓・組成及び実行に関してもアドバイスを行っています。

証券市場の国際化に伴い、証券取引関連法規に従った厳正かつ公正なディスクロージャーの必要性が求められています。当事務所は、永年にわたり日本の証券関連法を取扱い、複数国に管轄が及ぶ案件のコンプライアンス問題について豊富な経験を有しています。これらの経験により、当事務所は、国内における証券の発行、IPO(株式新規公開)、国内外の証券会社による日本での引受審査業務、金融庁および東京証券取引所により規制される証券上場手続についてのアドバイス、日本企業が外国証券市場において株式あるいは社債を上場するために必要な法的書類の準備、証券化における問題、各種のコンプライアンスの要請に迅速に対応することができます。